セピア調で印刷できないMac OS X 用プリンタドライバ by EPSON

toshiroh2003-11-14

G4も800MHzくらいになると、なんか文句のつけようもなくなるMaxOS Xだが、さすがOS X用のプリンタドライバがない、なんていうことは最近なくなったが(それでも、複合機なんかはまだだめな機種*1があるらしい)、「縁なし印刷」以外にも、Windows用プリンタドライバでできるのに、Mac OS X用のプリンタドライバではできないことがある(おまけに、OS9用プリンタドライバでできたりするので、頭が痛い)。


今日、ハマったのが「セピア調」に印刷できないということ。


●ドライバー付属の画質補正機構はこう使え!
http://arena.nikkeibp.co.jp/tokushu/uraprinter/01/index_03.shtml

最新プリンターには、ドライバーに画質補正機構が付いている。よりきれいに、美しく印刷するためのものだ。ただし、効果は各社で異なり、また使い勝手の差も大きい。そこで、各社の特徴を紹介し、複数のサンプルを使って、画質補正機構がどのような効果を発揮するか、検証した。


まあ、最新のプリンタといっても、上記の引用は去年のことで、自分の使っているのは、6色インクとはいえPM900Cだったりするので何をか言わんやみたいなところだが(PM900Cはこの記事*2がおもしろい)。ようやく、OSXに対応してくれても、縁なしもセピアもない。ただ印刷できるだけ(そりゃ、できないよりはいいが。でも、)。
ほんと、こういう製品って枯れた技術というのはなくて、ただ古くなるだけなのね、苦笑。
ただし、エプソンがどうのというよりも、Appleの体質みたいなものかもしれない。たしかに、Aquaの画面表示の精細さは認めるけど、それを紙に写す印刷能力がね〜。いつものことなんだが、QuickDrawと往年のImageWriterの関係みたいだったりする(うーん、そのImageWriterが実家の自分の勉強机の下に、まだ転がっているのも悲しい、汗)。

で、この窮地をどう切り抜けたかというと、そこはやはりAquaのPDF作成能力を使って、印刷イメージのまま保存して、LAN経由でWindowsXPパソコンに送って、PDFとしてセピア調に印刷した次第(Photoshopのデォトーンとか試してみたけど、画面ではきれいにできても、プロセス印刷でもないインクジェットプリンタだと、なんかやっぱりグレースケール印刷みたいになって、きれいでなかった)。


まあ、PCと簡単にやり取りできるようになったというのも、MaxOS Xのおかげなんだけど(しかし、なんで日本語のファイル名がMacOSXだと化けて、XP経由だと化けないのかしらね、元がPCだから?)。