中国版ダイハード、『英雄』

http://www.hero-movie.jp/phase2/
クリスマス=ダイハードというおれの趣味でいうと、この映画までダイハードっていうのは間違いなのだけど、まあ、本日のおまけ。NHK BSで放送していた。
しかし、アメリカ人には、あそこで秦王を暗殺できたのに、なぜしなかったのかってことが、わかったのかねぇ。
というか、なんで、トニー・レオンが剣を捨てて、自ら討たれたかってのも、日本人の男ならなんとなくわかる感じがする。まあ、映画の中でもマギー・チャン演じる中国の女剣士はなぜなぜっていうばかりだったし、こちらもなんとなくわかるってだけで、けど、ただ、うまく説明できない武士道というか、アジアに流れる、おかしな美学みたいなもので。

こういうのって、中国人にも通じるのかぁなんて、中国映画を見て思うことではないかもしれないけど、やはり、東洋の神秘ってことになるんだろうな(でも、こういう美学って、最近の中国人、韓国人には通じないのではって諦めてはいたのだが)。

で、どうも、この変な美学ってのは、女には通じにくいものであって、女って資本主義的なんだなぁって、実はこれは我が家の会話。かみさんにもわかりにくいんだから、アメリカ人なんかにわかんのかね〜。この美学って、笑。
ということで、『英雄』が終わって、チャンネルを民放に変えたら、『プレデター』の1作名をやっていた。これも出世作レッド・オクトーバーを追え』『ダイハード』を撮る前のジョン・マクティアナン監督の作品。