2004年末にはAGPのVGAカードは激減するのだろう

http://blog.livedoor.jp/geek/archives/3643014.html

PCWatchの後藤弘茂のWeekly海外ニュース*1ではPCI Express世代のチップセットとして、各社から今後リリースされるチップセットについて書いてあるが、AGPをサポートする見込みのチップセットは2つしか見当たらない。
今年後半に集荷される予定のAGPをサポートするチップセットはVIAのAMD用「K8T890」とIntel CPU用「PT890」の2つだが、どちらもAGPPCI expressの両方をサポートするそうで、信号品質上のハードルが高いと指摘する声は多いそうだ。にもかかわらず、あえてPCI Express x16/AGP互換路線を取るところが安定志向ではないVIAらしさがある。とはいえ、INTEL用マザーの中では人気のないVIAチップセットを使ったマザーボードは出荷数量は少ないと思うぞ。
あと半年もするとAGPが使えるマザーボードは1世代前の古いチップセットか、VIAのチップセットを使ったものだけになりそうなので、VGAカードメーカーはAGPカードからPCI expressにシフトするだろう。AGP規格は1996年7月に発表された規格なのでかなり長期に渡って使われたことになるが、アキバから消える日も案外近いのかもしれない。