スティーブ・ジョブズがいまだに重要な理由を教えよう

http://japan.cnet.com/column/pers/story/0,2000050150,20069546-2,00.htm

JobsがAppleに復帰したとき、彼はこう言った。「ソフトウェアビジネスなんてくそくらえだ。我々独自のすばらしいアプリケーションを作ろう」。ミニコンの時代に逆戻りするようなこの古くさいコンピュータビジネス戦略のおかげで、1つのコンピュータ、1つのアーキテクチャ、1つのソフトウェアセットという、扱いやすくエレガントな世界が実現された。オープン性や互換性などどうでもよかった。標準準拠やサードパーティ製品との互換性といった縛りがないと、ソフトウェアをチューニングして、最大限に統合化しシームレスに動作させることができる。重たいAPIやオープンなドライバで、独自システムが持つせっかくの切れ味を鈍らせてしまうこともない。ソフトウェアさえ十分に魅力的なら、それを動かすためにユーザはマックを買うしかないのである。