アップルがSANを提供するもう一つの理由、「高解像度の映像編集」

http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/hardware/2004/05/24/2373.html

HDとは、ハイビジョン放送などで利用される現在のテレビ放送より高解像度の映像環境を指す。現在、地上波のテレビ放送やコンシューマ向けデジタルビデオカメラなどで撮影できる映像の解像度は720×480dpiが標準となっているが、HD環境では1,280×720dpi、さらに上位の「1080i」コーデックでは1,920×1,080dpiという現在の4倍以上の高精細な映像の作成と編集が実現する。同社によると、従来HD環境の映像編集に必要な専門の機材をそろえるには1億円以上の投資が必要であったが、PowerMac G5やNAB 2004で発表されたPanasonicFireWire対応HDデジタルVTR「AJ-HD1200A」、そしてFinalCut Pro HDをはじめとしたソフトウェアにて500万円前後で実現できるとしている。