ネット世代とPC世代を分ける「インターネットの隠れた本質

http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001238.html

ネットの向こうの不特定膨大多数への信頼の有無
キーワードは、「ネットの向こうに存在する不特定膨大多数」への「信頼(トラスト)の有無」である。ネットの向こうに存在する千万単位、億単位の見知らぬ人々(有象無象)やその知やリソースを、当たり前の存在として心から信頼できるのが「インターネット世代」、頭では仮にわかっても心からは信頼できないのが「PC世代」。というのが、最近僕が感じていることを何とか言葉にしてみた結果である。この「信頼」が存在するかしないかで、製品企画、サービス企画、技術開発の方向も皆、ずいぶん違ってくる。
たとえば、「人力検索サイト はてな」は、その道の権威に何かを質問するのではもちろんなく、誰に向かってと特定するのでもなく、自らの問いをネットの向こうの中空に投げかける。「会員の母集団が多ければ、誰かはわからないけれど、きっと名答を返してくれるだろう」という世界観がベースになってサービスが構想され、今日に至っている。この感覚は、「ネットの向こうに存在する不特定膨大多数」への「信頼」が存在することと同義だ。

そういう時代を生きているのね♪*1