アニメ映画『ポーラー・エクスプレス』レビュー

http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20041116205.html

視覚的に最も印象的なのは、金色の乗車券が落ちていき、山を下ってオオカミの群れをすり抜け、ワシの巣へと舞い上がる場面だ。
子供たちは『ポーラー・エクスプレス』を気に入るだろう。エルフ、汽車、分厚い眼鏡をかけたオタクっぽい子供、そして最後にはサンタクロース(これもトム・ハンクス)まで登場する。しかし鑑賞力のある大人なら、少しメリハリに欠け、ぎこちなさの残る作品だと気づくだろう。とくに米ピクサー・アニメーション・スタジオ社が製作した、きわめて滑らかで洗練されたな作品と比べると、その違いは明らかだ。