パイオニア製DVDドライブDVR-A08-JのMac OS X対応はまだか?

http://www.ittworks.co.jp/~esaka/macDVD/DVR108_t607/dvr108_toast607b.html
DVD作成は、作成したことあるの方ならばご存じなのですが、エンコードから作成までに数時間を要することには、はじめての方は私も含めてびっくりすることだと思います。

そこで、まず、最初に理解しておきたいのは、この時間がかかるのは、DVDドライブを換装すれば解決するというものではないということです。
実際、2倍速が4倍速になることで、処理能力優先で2、3時間の中の30分が15分というのは時間が短くなったと感じるレベルですが...。
4倍速が8倍速になっても、15分が8分くらいになるわけで、全体の待ち時間としてはそんなに変わらないと思います。
ただし、同じDVDを何枚も複製する業務用としては、これは重要なポイントだと思いますが。

それは、今夏パイオニアから新しいDVDドライブDVR-A08-Jというのか発売になっております。
それは16倍速、ダブルレイヤーというものですが、換装するには新しい方がいいので
しょうか。idvdは使えるのでしょうか。果たして私のに対応するのでしょうか。
ちなみに私のQuick Silverは867MHz PowerPC G4、OSはパンサー10.3.4です。

さて、Macintoshは歴代のパイオニア製の記録型DVDドライブを、SuperDriveとして採用しています。
ただし、パイオニア製以外にもソニー製やLG製のドライブも、利用者から報告されています。

このため、Macintoshでどの記録型DVDドライブが利用できて、どれが利用できないかはMac OS Xの対応にかかっています。

イオニアのDVR-A08-Jというのは、DVD+R DL対応で、2層式のDVDが利用できるドライブです。
ただし、現状のMac OS X 10.3.5(たぶん、最新?)のFinderでは対応していないので、
Finder(正確にはDisc Burner)、iDVDで利用できません。

ということで、結論を言うと、現在のMac OS X 10.3.5以前ではPIONEER DVD-RW DVR-A08はまだ使えないということです。

おまけに、Finderが対応していないってことは、なんとCD-R/RWも作成できません。
とりあえず、私の経験では、現状でDVDの読み込みはできるので、A08はほとんどDVD-ROMドライブです。

なお、Finderで利用できなくても、Toastは A08に対応しているので、これを使えばDVDを作成することができます。
個人的には、iDVDがある現在、Toastは専門向けか、業務用ソフトだと思いますので、やはりMac OS XではA08は利用できないというべきでしょう。

現状ではToastで使わないと、CD-ROMかDVD-ROMドライブとしてしか利用できないので、Mac OS Xの正式対応が待たれるところです。