CEATEC JAPAN 2004 講演レポート 【HD DVD編】

−プレーヤーはHDMI/IEEE1394装備。2005年末に10万円以下
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20041008/ceatec10.htm

冒頭、山田氏(株式会社東芝デジタルネットワーク社の主席技監)は次世代光ディスクの必要性について、大画面テレビの普及と合わせて解説。「VHSビデオの頃は20インチのテレビが一般的だったが、30インチ以上のテレビが普及すると、VHSの画質に不満が出る。そこでDVDの高画質が受け入れられ、DVDの爆発的な普及に繋がった」と分析したうえで、「現在は40インチを超えるテレビが売れているが、このサイズになるとDVDの画質では物足りなくなる。次世代メディアの今後は、普及したテレビサイズの大型化にかかっている」という考えを示した。
また、「現在のDVD市場の伸びは、2008年頃には鈍化する」と予測。「光ディスク全体の伸び率を維持するには、2008年からHD DVDのへ切り替えが必要。だからといって、2008年に対応製品を出しても遅い。3年は普及期間が必要だ」と語り、2005年にHD DVD対応製品が発売されることを改めてアピールした。