リアルによるiPodの「ハッキング」は合法か

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20070169,00.htm

少なくとも米国では、このような非合法プログラマは、デジタルコピープロテクトの「回避」を禁じるDMCAデジタルミレニアム著作権法)によって罰せられる可能性がある。それに対し、RealNetworksは、権利侵害や無許可の複製ではなく、自分たちなりの方法で音楽を保護する目的でAppleの技術を「ハッキング」した、と法律の専門家は指摘する。互換性実現を目的としたこの種のリバースエンジニアリングは米国企業で日頃から行われており、競合者が著作権で保護されたコードを利用していない限り許容されている、と弁護士らは述べている。
(中略)
「実際、DMCAはコンテンツに鍵をかける新しい方法の開発を禁じるためにつくられたものではなく、互換性のあるソフトウェアの開発を明示的に認めている。Harmonyはこの互換性を実現するために、完全に合法的な、独自に切り開いたやり方でつくられたものだ。こうした行為には、たとえばCompaqから出た最初のIBM互換PCのように、はっきりとした前例が豊富にある」