デジカメのシーン選択ってホワイトバランスの選択なのか

最近のデジタルカメラのオートはきれいに撮れるが、デジタルカメラの長所は、撮影前に液晶モニタで確認することで、いわばカンニングするかのように写真を撮ることができるということを、金科玉条としていた私。
ただし、オートがきれいに撮れるんだったら、撮影前に確認できようができまいが関係ないではないかなんて、思ってしまう。

やはり、機械任せのオートよりもシャッタースピード優先、絞り優先モードの方が露出が適正になるではないか、それこそ、液晶モニタで撮るデジカメの生きる道などと言っていたら時代遅れなのだろうかぁ〜、笑。

しかし、現に携帯電話なんかで花火なんかがきれいに撮れてしまうと、その自信も最近は弱くなってしまう(来週あたり、また近所の花火大会があるのだが、歴代の私のデジカメをもってして、あまりよい結果が出てない)。

ということで、オートvsシャッタースピード優先、絞り優先モードに囚われていた私だが、うーむ。思わぬ伏兵が。
最近のデジカメで気になるのが、シーン選択という機能。撮影条件に合わせたアイコンのついたダイヤルをくりくりとするだけで、単なるオートでは撮れなかったような写真が撮れるとか(ちなみに私のデジカメには、そういうのはない...)。

このシーン選択って、シャッタースピード優先、絞り優先モードを撮影環境と被写体に合わせて、さらに露出補正を調整するくらいかと思っていたら...。たぶん、もっと大きな要素って、ホワイトバランスなのかも。

というのも、先日、年に1度か2度のチビのダンスの発表会があって、その時、ステージ全体の灯で撮影していたのだが、カーテンコールみたいな場面でスポットライトが当たったりすると、なんと画像が青っぽくなったので、それまでオートに合わせていたホワイトバランスを電灯向きなどに切り替えてみたら写りが画期的によくなったのだぁ。
今まで、やっぱり自然光が一番だなぁ、なんて思っていたけど、結局それはAWB(オート・ホワイトバランス)に頼っていたためなんだなってわかったのだが。

ということで、やっぱり、オートは万能ではないという結論になったわけなんだがなぁ〜、笑。