電子書籍が読書を変える

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2004/0406-4.html#wed
「いついかなるところでも読者の都合いいところから攻め込める。これは読書のゲリラだと思います(森村誠一)」「新しい酒は新しい皮袋に盛れというが、まだ新しい酒はできていない(佐野 眞一)」

出版というシステムの疲弊、読者の活字離れ。活字体験がなくなるということは、文化の弱体化につながると思う。
これまで、またハードを売ることが先行しているよとか、バッテリーを使って本を読むなんてとか、読書単価が高くなってどうする、なんて、否定的なことばかりいっていたけど。
なんか、電子書籍、滅びゆく文化の遺伝子だけを生きながらえさせるノアの箱船のように思えてきた。