小6同級生殺害:「4日前に殺すつもりだった」と供述

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040603k0000m040145000c.html

 はた目には少女らしい仲良しの2人。女児は怜美さんのように授業参観でも進んで手を上げる快活なタイプだった。だが、教師の目には「非常に明るい半面、暗いところがある」と映った。

 <うぜークラス つーか私のいるクラスうざってー>。女児は昨年12月、自分のHPに気持ちをぶつけている。
 同級生たちをののしる言葉がさらに並ぶ。

 <下品な愚民や>

 <喧嘩(けんか)売ってきて買ったら「ごめん」とか言って謝るヘタレ(根性なし)や>

 <高慢でジコマン(自己満足)なデブス(デブでブス)や>

 女児は今年5月、HPで物語も書いている。題名は「BATTLE ROYALEー囁(ささや)きー」。残虐シーンが社会問題化した映画「バトル・ロワイアル」になぞらえ、同じクラスの中学生同士が、ただ一人の生き残りをかけて殺し合う。

 登場人物は男子18人、女子20人。1学級しかない大久保小の6年生と構成は全く同じだ。物語は一人の女子生徒だけが生き残ったところで終わる。女児はこう記している。<私は……殺し合い、なんて、人を奪うことは許されないので殺し合いなんてしません(何きれいごと吐いてるんだ)>

ゴシックホラーの少女・青年の親殺害、護国寺の母親の女児殺害。

問題はインターネットやパソコンでなく、未熟な精神。