QuickTime Playerで2パスエンコードができた!

http://www.3ivx.com/technology/quicktime/index.html
とりあえず、Mac OS XでもQuickTimeやフォントが使いこなせるようになってこそ、いっぱしのMacユーザ、という感じでPantherにもようやく慣れが出てきて、目下Mac OS X絶好調というところだが...。Tigaer*1が登場しても、基本は変わらないでくれ〜。

ということで、直接Mac OS X絡みのことではないけれど、ここんところ疑問に思っていたのが、QuickTimeコンポーネントになっているDivXなんかで、2パスエンコード(正式にはnPassですか)ってのは、どうやるんだろってこと。

DivX*2のサイトなんかでも、その辺はあんまり書いていない、Macユーザーはみんな1パスで利用しているのか、それとも自明の理なのかもしれないが、私にはわからない〜。
Macユーザー的にはAVI形式になるDivXよりもMOV形式のまま使えて、いざとなったら純正QuickTimeと互換性もある3ivxのほうがいいかとも思ったけど、こちらも2パスエンコード(こちらはDual passという)を利用するにはDIVAを使え、みたいな感じ。
やっぱり、対応アプリケーションでないとだめなのかしら?。

まあ、先日の「ファイナライズ」って勝手にやってくれるもんだと思っていたのと同様に、DivXなんて黙っていても2パスエンコードするもんだと思っていた私としては(やはり、最初にDoctor DivXみたいな便利ツールを使っちゃうと、こうなるんだよね〜、Mac版はないけど)、Macエンコードは期待以上に高速なので、それならということで調べたのだが、もよくわからないまま、ここんところ疑問に思ったままだった。

とりあえず、QuickTimeの書き出しから[オプション...]をクリックして、表示される[ムービー設定]ダイアログボックスのビデオの[設定...]をクリックすると表示されるダイアログボックスで、さらに[オプション...]をクリックすると、DivX関係の設定をすることができるのだが。
ここの[Bitrate]オプションで、[1-pass]と[Multipass 1st pass]と[Multipass nth pass]があるが、1パスでしかうまく書き出せたことがなかった。

そこで、このままではいけないということで(たぶん、機が熟したんだね、笑)、[Multipass 〜]を選択すると、何やら[Multipass encoding files]の「Write log file」「Read log file」がついたり消えたりするので、これかぁ〜と、 「Write log file」がオンになったのを確認して、[Multipass 1st pass]で実行してみた。

案の定、DivX映像は書き出されないが、その代わりに「divx.log」というファイルができていた。これですよ、これ。続けて[Multipass nth pass]を実行すると、今度はエンコードがはじまりましたぁ〜。なーんだ、できるじゃん。これを自動的にやってくれるのが、Doctor DivXなんですね。

で、まあ、本命は3ivxなので、こちらも同じ理屈で1パスめでエンコード情報を作ったら、問題なく2パスエンコードになりました。

そうか。1stエンコードって、1番目って意味でなく、情報収集するサンダーバード1号みたいなもんだったのね(謎)。