「MPEG-2至上主義」の間違い

http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0404/23/news069.html

一般的にキレイだとされているMPEG-2ビデオは、例えば「720×480ピクセルで6MbpsでMPEG-2圧縮されたデータ」ということになる。

だが、お気づきのように、6Mbpsも使えば、今時のコーデックであれば、余裕で高画質を出せる。Real Videoにしても、Windows Mediaにしても、MPEG-2ビデオの1/4から1/2程度のビットレートで、同等の画質を生み出すことができる。ネットワーク用途での低いビットレートでの使用が前提とされているだけに、圧縮率の高さという観点から見れば、「MPEG-2より優秀だ」ということができる。ただ、これらは標準フォーマットではなく、MPEG-2のようにチップ型のデコーダーがたくさんあるという状況にはない。高品質のデータがあったとしても、それを再生するにはすさまじいCPUパワーをくってしまうということもある。何より、DVDのような普及メディアでは使われていない。