イノセンス

日本テレビ徳間書店ひいきというか、ジブリ系というか。
甲殻機動隊2(仮)』こと、『イノセンス』の宣伝番組をやっていた。

やっぱりね。こう来たか。

別に『甲殻機動隊』ファンでもないけれども、日本のSFアニメの質の高さを世界に誇示した作品というくらいは知っている。見ているし。

ただ、サイバーパンク世代からちょっとズレて、『ブレードランナー』で何か開眼した自分としては...。
アニメはアニメだしっていう妙な諦めもあるんだけど。所詮、2次元は子供のマーケットだし...。

ただし、『マトリックス』がCGの力に負けてしまった代わりに、『イノセンス』は映画の神様が、アニメの形で遣わしてくれた作品のような気がするって、苦笑。

バトーは、生きた人形(サイボーグ)である。腕も脚も、その体のすべてが造り物。残されているのはわずかな脳と、一人の女性、“素子”(もとこ)の記憶だけ。

いやぁ〜。『甲殻機動隊2(仮)』こと、『イノセンス』ってのを知らないうちは、こういうハードボイルド路線で来られたのに、職人気質の紅の豚だったら、ちょっと困るかと思ったんだけど。

ひさびさに、人間存在に関わる、何らかの提示が得られそうですって...。
なんか、予告編だけで涙が出たりして、おい、泣くな、そこのおっさん、汗。

作品紹介:http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=4081
公式:http://www.innocence-movie.jp/index1.html