2003年総集編--イノベーターとして復権を果たしたアップル

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20063383,00.htm

iTunesでの音楽販売がどれほど好調に推移しても、Appleの懐具合にはたいした影響を及ぼさない。当のJobsでさえ、はじめから音楽販売ではお金は儲けられないと腹を決めてかかっており、「これ(iTunes)は、トロイの木馬」だとうそぶいているという。そして、木馬に隠れて忍び込む兵士にあたるのがiPodという仕掛けである(中略)。
iPodAppleにとってとりわけ重要な理由は、ずばり比較的高いその利益率にある。10月半ばに出された第4四半期決算のなかで、AppleiPodの売上が1億2100万ドルだったと述べている。さらに、Time誌の記事*1によれば、499ドルのiPodを1台売るごとに、最大で175ドルもの利益を得られるという。ちなみに、同四半期の純利益は4400万ドルであったことを考え合わせると、iPodの財務面での存在がいかに大きいかが把めるだろう。