アクセス不可のファイルやフォルダは、管理者として外部ディスクにコピーするとアクセス不可が解除される

toshiroh2003-11-29


アクセス権とかの心配がファイル共有時くらいにしかなかったOS 9と比べれば、劇的といえるほどOS X 10.1ではセキュリティ面が変貌を遂げ、そしてMacも煩わしくなった(笑)。
で、その後の改良で、それほどではなくなったにしても、Pantherのアクセス権などがJugarと微妙に異なったりすると、これはこれで、いろいろ戸惑うわけで...。まあ、簡単になったんだけどね。
おまけに、こういうことがMacのコミュニティでは、あんまり話題にならないのも、いつも不思議なわけで(みんな、見なかったことにしたのかも...)。

でも、結局OS XPantherともなれば、もうこの辺が落としどころなのか、決め打ちって感じ。ようやく、管理者として「所有権とアクセス権」を設定し直せば、もうアクセス権でファイルが利用できなくなるなんて悲劇は起きないはずなのだけど(たぶん)。


アクセス不可のファイルを別のフォルダなどにコピーする場合、アクセス不可なファイルやフォルダはコピーされない(しかし、普通のフォルダでも移動よりはコピーが普通ですな...)。
何やら「コピーできないファイルがあります」って感じのメッセージが表示され、今まではこれはそういうものなんだと思うしかなかったのだけど。でも、さすがPanther、今度は管理者のパスワードとかの入力を促して、それが確認できるとコピーできたり。


さらに、Pantherではアクセス不可のファイルやフォルダは、管理者として同じディスクの階層でなく、外部ディスクにコピーするとアクセス不可が解除されてコピーされたりする。

これでハードディスクの肥やし(文字通り!)になっていたOS 9時代のファイルやフォルダをいちいちアクセス権を設定し直さなくてもよくはなったんだけど、笑。

よくよく考えれば、これは当たり前の仕様というか、仕事で外部に納品したデータがアクセス権で開けないってことになったら、DTPにはまず使えないわけで、苦笑。

でも、まだ不思議なのが、ファイルの容量ってのは、アクセス可能なファイルやフォルダに関して計算されるようで、まあ、これもそういうもんだと思えば、不可視ファイルと同様に考えればいいのだけど...。
問題は外部ディスクにデータをコピーするとアクセス不可でなくなるものだから、コピーする前に確認した容量よりもコピー後に容量が増えたりして(今日の図参照)、気づいたらコピーがエラーになっていたりして...。汗。